今回紹介させていただく現場は、2021年5月の集中豪雨により被災した川島大橋を架け替えるための右岸橋台工事となります。

　2023年10月から土留・仮締切工（袋詰玉石）の施工を行いました。また構造物撤去工、床掘り作業を行い並行して法面の吹付作業を行い、2023年12月1日には、均しコンクリートを打設しました。12月27日現在は、フーチングの鉄筋組立作業に着手したところです。

　本工事の特徴としましては、オープン掘削を行っており高低差は約12ｍもあります。1：0.6と勾配がかなりきつく、慎重に掘削を行いました。その際BIM/CIM活用で作成した土工モデルを活用し、作業土工の床掘において、マシンガイダンスを搭載したICT建設機械を使用して掘削作業を行った結果として掘削時の丁張作業が必要なくなり床掘作業に手戻りがなくなり工程短縮ができるようになりました。

　河川工事なのでかなり工程が短いなか、よりよい構造部がつくれるよう下請け業者と協力して、

安全かつ正確に作業を行っていきます。

これからの季節、寒くなると思いますので、体調管理に気をつけ、安全第一に工事を進めていきたいと思います